周期12日めの超音波検査に行ってきた。この検査で卵胞が16 - 18mmになれば、HCGを注射するそうだ。私の場合は周期が長いから、まだまだと思っていたら、今日の時点ですでに14mmになっていたので、木曜日(サンクスギビングデー)の朝に、もう一度超音波。そして、その時点でHCGをいつ注射するか決める。ドクターの予測では、HCGの注射は検査当日の木曜日か翌日の金曜日の午後9時。そして、その7日後に胚移植。今回は30~31日周期だろうと言われた。それが私の普通の周期なんだけど、今年に入って、33日や35日があってよくわからなくなってしまった。14mmの卵胞があるのは右。そういえば、右がしくしく排卵痛。”なんか、この卵、もったいないな~っ”て言ったら、オットに笑われた。だって、せっかく、順調に自力で育ってる卵をみすみす捨てるなんて。。。
上のスケジュール通りに今日あたりから、排卵キットでテストするのかなって思ったら、木曜日以前に排卵することはないと思うから、テストの必要はないって言われた。よかった。排卵キットのテストってあんまり正確じゃないからしたくなかったんだ。
今回の凍結胚移植にかかる金額は保険なしでは3,090ドル。内訳は、
ウルトラサウンド(超音波) 3回分 - $930
胚移植 - $750
子宮のみの超音波検査 - $250
チューブへの胚の移動 - $250
胚の融解 - $910
薬代は別途で、処方された薬は、HCG、プロジェステロン膣座薬、抗生物質、ステロイド剤、精神安定剤(ET用)で、co-payは合計で50ドル近くだった。IVF周期と言っても、注射はないし、スタンフォードは凍結胚での成功率がものすごく低いから、気合が入らないんだけど、この金額を見たら、ちょっと真剣にならないとって思った。アメリカの医療費ってほんと高い。
オットは、11月16日にDr.Milkiに紹介されたスタンフォード病院の泌尿器科のドクターに会って来た。 私達がDr.Lathiに説明を受けたように、抗体が精子の先頭にくっついて、受精しづらくするということは考えられないとそのドクターは言っていたそうだ。抗体は精子の先頭にはくっつかず、尻尾について動きを低下させるからだそうだ。前回の精子検査では、運動率もまったく問題なかったので、抗体ではないかもしれないと言われたそうだ。じゃあ、一体、なに?とりあえず、精子検査の結果が手元になかったので、今週、再検査することになった。やっぱり、一回目のIVFの後に検査すればよかった。Dr.Lathiの次は顕微授精すれば大丈夫の言葉を信じきってしまった私達。なぜ、26個の正常卵が受精しなかったか - これが解決しないと私達に自然妊娠の道はない。
<<訂正>>オットの検査の結果の記憶があやふやだったので、もう一度ちゃんと聞いてみた。抗体は精子の先頭にくっつくが、それが原因で卵に入れないのではなく、抗体が糊のような役目をして、精子同士がくっつき、動きが鈍って、卵に入れなくなるそうだ。だから、抗体がある人は精子の運動率が低い。運動率に問題のないオットの場合は、抗体がある確率は低いと言われたそうだ。でも、以前、大谷先生に聞いたときは、精子検査で正常でも受精障害になる抗体はありうるって言われたんだよね。何だか、よくわからなくなってきた。
それで、勧められた検査は、まだ実際の臨床には使われてない精子の先頭にあるReceptorの機能をテストする検査。シロウトの彼が聞いた話を要約すると、卵子からはHAというホルモンが出ていて、精子は探知機のようなもの(Receptor)を使って、卵を探知するが、そのReceptorが機能していない精子を持った人がいて、それが不妊の原因になるというもの。Receptorが機能していないと、精子がたまたま卵に衝突しない限り、受精しない。どうやって検査するかというと、お皿の中に、HAを染み込ませた紙を入れ、精子をふりかける。顕微鏡で精子の動きを見て、HAに向かって泳いでなかったら、この問題があることがわかる。でも、問題がわかっても治療法はない。
それから、次のフレッシュサイクルで、もし妊娠しなかったり、流産した場合には、別の検査を勧めると言われた。精子の上部に詰まっているDNAが稀に外側に飛び出ている精子を持った人がいて、そういう精子で受精した場合は、染色体異常になるので、いくらICSIして受精しても受精卵が育たず、流産になってしまうそうだ。もちろん、これにも治療法はない。
これを聞いて、なんだか、男性不妊の検査ってここまでする必要があるのかなって疑問に思った。それに不妊の原因って底なし沼のよう。突き止めようとしても無理な部分もあるし、解明しても治療法がないんじゃあ、どうしようもないよね。今日は、彼の昇給をお祝いして、二人でごはんを食べに行ったけど、保険が効くのも次のIVFまでだし、それを最後にしようかっていう話になった。年齢的にはまだ続けられるけど、できるところまでやったんじゃないかって気になっている。たまに原因不明で妊娠しても出産まで至らないカップルがいるけど、私達はそうなのかもしれないねって話した。もし、そうなら、その現実を受け止めるしかない。とりあえずは、彼は明日、Receptorと運動率などの検査を受けに行きます。 |