Infertility Treatment in California  
   
 
 
 

10/2/2004 アメリカの秋

10月最初の日記。日本では昨日は衣替えだったんだ。私はアメリカの秋、特に夕暮れが大嫌い。サマータイムが終わると夕方の5時にはもう暗くなり始める。秋の夕暮れは何故か、むしょうに寂しくなるのだ。10日間のバケーションも終わって月曜日からは仕事。この10日間の間にチーム組織が大編成されたようで、私は5年半も一緒に働いてきた上司と離れることになった。チームメイトもばらばら。今は一番安定した環境で生活したい時期なのに、5年間も変わらなかったチームがなんでこの時期に変わるの!? なんかついてない。。。でも悪いことがあったらいいことあるって言うよね。判定が良い結果となりますように。妊娠の初期症状って本当にわからないー。胸は痛いけど、これはHCGを打った後からこうだったし。。。体温はこわくて計ってない。右の卵巣あたりがずきずき痛むけど、これって妊娠してなくてもあったような痛みだし。明日からフロリダの友達が来るから、少しは気がまぎれそう。

   

10/3/2004 おなか痛いよ。。。

昨日、久しぶりにSFまで出かけたのがいけなかったのか、右の卵巣あたりが夜になってますます痛くなってきた。ひどいときは足の付け根のほうまでじんじん痛い。今朝は痛くなかったけど、キッチンでごそごそしてるとやっぱり軽い痛みが襲ってきたのでカイロで温めながら横になっていた。場所的に卵巣だと思うんだけど、盲腸?かもと思い出した。今晩も痛みがひどいようだったら、クリニックに電話してみようー。明日から仕事なのにやだなあ。

   

10/4/2004 なんでこんなときに?

IVF休み明け。本来なら5年半変わらなかった場所へ出勤し、いつもどおりのチームメイトにいつもどおりのバケーション明けの挨拶を交わすはずだった。それが、オフィスへ行ってみると私以外のキューブはすべてがらんどう。私以外は他の製品チームに移動になったからSFの本社オフィスへすでに移転したらしい。みんな、どこに行っちゃったんだよー。と言ってる間に新しい上司とその上司とのミーティング。緊張。彼らとも長い間仕事してるけど、直属の上司ともなるとまったく付き合い方が変わってくる。とにかくチームが最小限の人数まで縮小されたから、今までのようにのほほんと休暇を取ってる場合じゃなさそうだ。まだセバティカルを取ってないと告げると”えええー!いつ取るの?”と騒ぎ出した。あーあ。こんなのじゃあ、もし妊娠しても産休とりますって言えないよ。。。まったく、なんで不妊治療中にこんなことが起こらなきゃいけないの?今日はそんなんで疲れきって、卵巣の痛みのこともすっかり忘れていた。おしっこすると両方の卵巣が痛い。。。ような気がする。

   

10/5/2004 血液検査

昨日もフロリダの友達と長話して寝たのは1時。眠い目をこすりながら、オットと8時半に病院へ。今日はここのクリニックには血液検査担当者がいないから、IVFナースを呼んでくるわとすっとぼけた対応。なんだかんだあって、ようやくテストが終わり、オットの携帯に電話してくださいと頼んで病院をあとにした。2時半。私の携帯に電話。出たら、オットではなく、クリニックから。。。めちゃくちゃ明るい声のナースが”陽性よ!”と結果を伝えてくれた。ありがとう!!って言ったけど、実感がない。hCGは30なんちゃらだが、少し微妙な数字なので、2日後にちゃんとhCGの値が増えてるか再検査だって。プロジェステロンをちゃんと続けるように言われ、"Congratulations!"と言ってからナースが電話を切ったあともしばらく、ぼ~っとしていた。BBSにも書いたけど、この数日、なんとなーく妊娠の兆候があったけど(明確ではなかった)、私の予感ではhCGの値が中途半端で宙ぶらりんな日々を過ごすのかなあーなんて思ってたけど、そのとおりになった。Dr.Kangに電話して状況を説明したら、出血や痛みがあるなら漢方や鍼で食い止めてあげるけど、今は何もしなくて大丈夫だと思うと言われたので、木曜日の結果次第でまた電話することにした。卵巣は相変わらず痛いけど、出血や他の痛みはない。きらちゃんとだいちゃんの生命力を信じて、体にいいものを食べて、睡眠たくさん摂って生活しようっと。着床してくれてありがとう。

   

10/7/2004 2回目の血液検査

2回めの血液検査。今日は本館の方へ行ってきた。3時過ぎに電話をもらう。結果は思わしくなくて、30だったのが48に上がったのみ。この時点で70はほしいと言われた。そう言われたって。。。残念ながら、多くの場合はこのあとHCGの値が下がっていって妊娠の継続が難しいそうだ。月曜日に再検査になったんだけど、プロジェステロンの膣座薬があと二日分しかないと言うと、あら~困ったわねえー、フルレフィルは出したくないし。。。じゃあ、土曜日に来て再検査にしましょうか、と言われた。なんでレフィル出したくないの?おまけにあくびしながら言われたから余計に落ち込んだ。Dr.Kangに一応電話して結果を伝える。土曜日に来るように言われて電話をきる。おとといから、朝起きるとすでに空腹で吐き気もするから、これがツワリの始まりか!?なんて思ってたし、卵巣もまだ腫れてるし、今回はだいじょうぶかなーなんて思ってたから余計にショック。でもここで落ち込んでストレスためたら、まだ頑張ってるきらちゃんとだいちゃんがかわいそうだよね。でも気をぬくと、涙があふれてくるのだ。。。

   

10/8/2004 HCGレベル

HCGのことをいろいろ調べてみたけど、最初に低くて、上がり方が遅いと結局は流産になってしまうらしい。正常な妊娠の場合は72時間以内で倍の値になるそうだ。今回はあきらめた方がよさそうだけど、そうなるとなぜ?何かいけないの?って悩んでしまう。1度目の流産のときも落ち込んだけど、理由はわからなかったし、最近ではオットの抗精子抗体で受精したけど分割が遅くて流産になったんだよね、なんて二人で勝手に解釈してた。でも今回は、ICSIしたから受精卵も問題なかったし、子宮内膜もまったく問題なかった。それなのになぜ?
土曜日の再検査でHCGが低いけど落ちてはいない場合、ドクターはどういう指示を出すんだろう?日本ではそういう場合も一応妊娠継続中ということで、胎嚢確認までプロジェステロンを続けることがあるみたいだけど、そうすると最悪の場合、ソウハ手術になる可能性があるらしい。それは避けたいなあー。一生懸命生きようとしてるきらちゃんとだいちゃん、ごめんね。でも早く、次の周期を迎えて、漢方や鍼で体調を整えて、次のオプションを考えたい。

   

10/9/2004 流産確定

3回目の血液検査。昨日の朝は落ち込んでたけど、家で働くことにして、ぼんやりと他の人のHCGが下がった話などをインターネットで読んでさらに落ち込んでいたら、新しい上司の上司がいきなり電話してきた。これまで会社から家に電話かかってくるなんて、緊急事態以外にはなかったからびっくり。バグを至急ひとつ直してくれと言われて、落ち込んでたことはすっかり忘れて、そのバグに集中していたら、午後元気になっていた。単純??新しいマネージメントのおかげで今回は気持ちの切り替えができたみたい。というわけで、今日の血液検査の結果もだいたいわかっていたので、48から29に下がったとの連絡があったときもショックはなかった。木曜日に再検査してHCGが5以下になっていることを確認したいそうだ。5以下だと長引かないためソウハ手術などしなくていいそうだ。ドクターに電話してもらうように頼んで電話をきった。しかし、その前にDr.Kangの診察も受けていて、彼はHCGが低くても妊娠継続はあり得るからと漢方薬を処方してくれた。脈も問題なし。ずずずずっという感じの脈だと言われた。なんだろ?とりあえず、その漢方薬を一週間飲むように言われたのだか、HCGが下がったら上がることはないと読んだので、彼に電話した。すると、すぐに家に帰って、漢方薬を飲んで横になるように言われた。これまでもそれでHCGが再び上がった人がいるんだって。もうこの周期は終わりにしたかったし、長引くのは嫌だなって思ったんだけど、今朝も空腹や吐き気があってまだきらやだいが頑張ってるのかも。。。と思うと、やっぱりDr.Kangの言うとおりにしたほうがいいのかもと決断した。今夜はうちで鍋パーティの予定だったがどたキャン。みんな快くOKしてくれて”がんばって!”と言ってくれた。
家で寝ているとドクターから電話がかかってきた。オットに話してもらったんだけど、今回はおそらく受精卵の異常だろうということ。それに私の年齢はoldではないが、16才でもないので、こういうことが起こる確率は高いと言われた。今はできるテストがないため、凍結卵サイクルをすすめるとのこと。着床したこと自体が良いサインだから、頑張りましょうと言われたそうだ。来週末までに生理が来なかったら心配なので連絡してねと言われた。BBSにも書いたけど、1回めの判定結果の電話のとき、もう少しナースがHCGレベルについて詳しく説明してくれてたら、と思う。30という数値が私にはどれだけ低いかわかならなかったし、彼女の明るい”おめでとう!!”の声につられて、大丈夫と思い込んでしまった。かおりさんの病院では1回目の結果は連絡がないらしい。そのほうがいいよ、絶対。とりあえず、Dr.Kangの漢方を飲みながら、生理を待つことにする。凍結卵サイクルについても今年中を目処にやってみようかな。。。ドクターは来月にでもって言ってたけど。。。

   

10/10/2004 これからのこと

これからのことについて考えてみた。いちごさん達のヘルプで凍結卵サイクルの流れがだいたい掴めた。本当に体への負担は少ないようだから、流産後じゃなかったら、今月にでもできそうって感じだけど、やっぱり流産のあとって子宮に負担がかかってる気がする。これはDr.Kangに相談してみよう。11月半ばに妹一家が遊びにくるから、思い切り遊んで、そのころ始まる周期のときにやってもいいかななんて思ってる。ただ、12月にはまた一つ歳をとってしまうので、それが怖い。11月から12月にかけて凍結卵ETして、悲しい結果になったら、ものすごく暗いクリスマスとお正月になりそう。凍結卵サイクルは妊娠率も高くないから、あまり期待してないけど、できることなら今年中に妊娠したかった。。。なんて考えてると、今月中に凍結サイクルやっちゃおっか?って思ったりもする。あーーーーー。新しい上司にもIVFのことを言わないと。。。と思うと気が重い。

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大谷先生への質問が帰ってきた。自分の患者さんでもない私に丁寧な答えを迅速にくださり本当に感謝の気持ちでいっぱい。

私の質問: 9月に2回のIVF、今回はICSIで、採卵12個、受精10個で、3日目のET時点では8分割3つ、7分割1つ、残りは6分割でした。G1とG2の8分割卵をETし、胚盤胞まで残った二つは凍結されました。9/20にHCG注射、9/22に採卵、10/5に血液検査判定で陽性が出ましたが、HCGレベルが30と低いため、10/7に再検査。結果は48、そして今日の再々検査では29に下がっていたので今周期は流産確実です。良いグレードの卵だったし、内膜も問題なしでした。こんな好条件で妊娠継続しない場合も今後妊娠の可能性はあるのでしょうか?年齢は37歳です。流産時に今後のために必要な検査などはありますか?3年前にも一度自然妊娠、流産しているので(周期42日め)こわいです。 それと、次の周期に早速、凍結卵ETをすすめられたのですが、IVF/早期流産直後の周期でも妊娠率が下がったりしないのでしょうか?
よろしくお願いします。

大谷先生の回答: 早期流産との事、とても残念ですね。
原因ははっきりしませんが、着床まで進んだという事ですので、今後、うまくいってくれる可能性も十分あるのではないかと思います。
抗燐脂質抗体などの習慣流産の検査を受けておかれても良いかもしれません。
流産の後は、すこしホルモンのバランスが落ち着いてから凍結胚移植を受けられた方が良いかもしれません。

   

10/11/2004 腹巻!

冷え防止のために日本のサイトでオーダーした腹巻が週末に届いた。腹巻といってもメリヤスなので薄いし、下着ようにつけられるので便利。おへその5cmくらい上から股下ぎりぎりまでカバーしてくれるからあったかい。日本はやっぱりいいねえ。。。ちょっと貧血気味なので鉄分の多い金針菜(百合の花のつぼみ)とキクラゲと鶏のひき肉を甘辛く調理してみたら、なかなかいけた。オットもおいしいと食べてくれたし、よかった。金針菜は増血野菜と呼ばれていてほうれん草の50倍の鉄分を含んでるそう。今日は何回か右下腹にずきっという痛みがあった。いよいよ生理の準備中?あ、あと、オリモノの量がすごい。ドクターは今週中に出血しないとちょっと問題と言っているので、今日から体温チェックもはじめた。今日はまだ妊娠体温の 98.8F。
忘れないうちに私が経験したET後の症状を書きとめておこう。
1. ET4日目くらいに下腹部がひきつるような感覚。 特に右卵巣に近いほう。
2. ETから2日後くらいから、めまい・立ちくらみ。
3. ETから日が経つにつれて右の卵巣が腫れて痛む。妊娠すると卵巣が腫れることがあるそうだ。卵巣の腫れからか、足の付け根もずきずき痛んだ。
4. ET5日目くらいから、生理二日めのような下半身が充血して重い感じ。これは妊娠を補助するために骨盤内に血がたくさん集まるので、こういうふうに感じる人がいると読んだ。
5. 胸は敏感、張れて痛かったが、これはHCG直後からこうだった。
6. ET1週間後くらいから、朝起きるとモーレツにお腹がすいていて、しばらく放っておくと吐き気に襲われた。食べても食べてもおなかがすいた。これもツワリの一種?

もし、この先、妊娠しても同じ症状がでるかどうかわからないけど、一応、記録として残しておきます。

   

10/12/2004 空しいなあ

今朝の体温98.6F。今日はなんだか心にぽっかり穴があいてる。流産確定になってから、何もやる気が起こらない。一応、やらなきゃいけないことはやってるけど、もともと趣味が少ない人間だし、ちょっと興味のあった花もビーズも韓国語の勉強もどうでもよくなって、本を開く気にもならない。これってまずいと思う。妊娠して子供を持つ、ということは大事だけど、私の人生はそれだけじゃないはずだ。考えてみれば、今年に入ってからは特に、IVFで妊娠すること!ばかりを考えてきてた気がする。だから、今になって、こんなに空しいって感じるんだと思う。いかんよねえ。IVFのことは少しだけ忘れる努力して、これから他の楽しみを探す努力をしてみようと思う。

   

10/14/2004 リセット

昨日の体温は98.5F、今朝は98.4F。見事に0.1Fずつ下がってる。もっとズドーンって下がってほしいー。おとといからお腹も腰も痛いし、体も腫れてる。うう。この生理が来そうで来ない感覚っていや。今朝は4回めのβ-HCGレベルのテスト。今日の結果が5以下だと問題なく、生理も始まるが、それ以上だとPregnancy tissueが残る場合があるので、ピルを飲むらしい。できれば自然に生理が始まってほしいなあ。
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↑ここまで書いて、お昼休みに家に帰ってトイレに行ったら、なんと、うっすらと血が!なぜか、”やった!”と思い何度も拭いて確認。腹巻とカイロで乗り切ることにして、今、一応会社に戻ってきた。タイレノールも持ってきたけど、できるなら飲みたくない。でも、流産後の生理ってひどいんだよね。。。運悪く今日は、友達とディナーの約束も入ってる。
なんか日増しに落ち込んでいく。二人して落ち込んでるから、どーしようもないよ。 週末旅行に行こうと思ったんだけど、いいなって思うところはやっぱりvacancyがない。だから、明日、二人でインド式のリラクセーション受けることにした。目と目の間(チャクラ - third eye)に温かいオイルをすこーしずつ20分くらいかけて垂らして、顔と手と頭皮のマッサージして、リラックスさせてくれる1時間半のコース。これで少しは心が晴れるといいなって思う。自分でも努力してるんだけど、何をそんなに落ち込んでるのか自分でもよくわからない。ちょっとひどいPMSなのかも。
そうそう、今日、ナースの凍結胚移植について聞いてきた。生理2日目と11日目に超音波検査。子宮内膜がOKで、卵胞が16ミリなら、そこから排卵日を予測してHCGを打つか自然排卵させるらしい。その前後から抗生物質を飲み、ETは排卵日から6日めの20日前後。それからプロジェステロンが始まる。ただ、12/24 - 1/3まではクリニックがお休みだから、その間に周期がかかる場合はETできないんだって。
あ、ナースから電話かかってきた。β-HCGはゼロに下がっていたそうだ。生理も始まったよって伝えると、今周期のことを聞かれたので、今周期はお休みして、そのあと凍結胚移植したいっていうと、それがいいと思うわ。今月はゆっくり休んでねって言ってくれた。はい。そうしまーす。出血が始まってちょっと気分はれたかな?

   

10/15/2004 大出血

昨日、友達とのディナーから帰ってびっくり。下着にもジーンズにも血がべっとり。はずかしい。。。あまりの大出血にレギューラーのナプキンでは間に合わなかったらしい。明け方5時に喉の渇きとお腹の痛みで目が覚めてトイレに行く。また大出血。ヒーティングパッドでお腹をあたためて、ようやく眠りについた。朝起きたら、顔がぱんぱんに張れて、体もしんどいので仕事はお休みした。今日はゆっくり横になっていよう。
昨日、友達とディナーに出かけたのは大正解。オットも励ましてくれるけど、落ち込んでる二人が励ましあっても限界がある。昨日は励まされただけじゃなく、妊娠以外にも楽しみはたくさんあるんだって思い出すきっかけになった。気分がようやく晴れて、これから妹達が来ること、年末の旅行など、先のことを考えると”わくわく”する気持ちが戻ってきた。

   

10/16/2004 意味ある流産?

昨日は出血は少しおさまったけど、子宮がまだまだ痛いので仕事を休んで一日中寝ていた。夜、シオダーラというリラクセーションマッサージを二人で受けた。15分のスチームサウナから始まって、ベッドに横になると温かいタオルを上にかけてくれる。これだけで子宮の緊張感がとれる感じ。足のマッサージから始まり、腫れてる体がほぐされていくようで気持ちよかった。そして眉間にオイルが垂らされた。最初はくすぐったーい!!って感じでぜんぜんリラックスできなかったけど、そのうち、ほーーーっとなってきて嫌なことなど考える余裕がなくなった。眉間にオイルを受けながら、手のマッサージ。そして最後は顔と頭皮。終わるころには体もぽかぽか、ぐにゃり状態だった。オットもぐにゃり。そして今朝は子宮の痛みはすごく軽くなったー。ふー。今朝は気分がいい。不妊・流産はつらいけど、今回の苦しみから抜け出て、ちょっと目が覚めた感じ。これまで、特にこの1年はIVFに振り回されてしまった。IVFで妊娠すれば不妊治療という苦しみから解放される、なんて事まで考えて、ちょっとobsessedされてたと思う。私生活も仕事もある程度落ち着いているけど、特に仕事に関しては、このまま続けたいと思う仕事でもないし、でも他の仕事でまたキャリアを積むのもめんどくさいと思ってるところがあって、妊娠・出産すれば生活が変わるかなーなんて考えてたのも事実。子供は心からほしいと思うけど、そういう”逃げ的”考えがあったのも本当。今回の流産はそれではいかん、ということを学んだ。妊娠を人生の目的にしては駄目。先日、ゲイの友達が”この流産にはね、絶対に意味があると思うよ。僕はそう信じてる。”って言ってたけど、今なら彼の言ってる意味がわかる。
それとオットと話し合った結果、来週、ドクターを変える相談をクリニックにしてみることにした。今回、特にDr.Lathiに不満があったわけじゃないけど、いろいろと疑問点があがってきて、彼女だとこの先も解決してくれないような気がするから。 まず、前回、受精できなかったときにきちんとテストしなかったことや詳しい説明がなかったことが今になって気になっている。彼女はICSIさえすれば妊娠には問題ない、と片付けてしまったけど、抗精子抗体の検査をきちんとして、ステロイド剤を飲むなりして治療を試みる方向もあったのではないか?彼女の説明どおり、私達はIVF以外に妊娠の方法はないって思い込んでたし、まあ、次のICSIで妊娠すればいいや、なんて軽く考えてた。でも、凍結胚移植にもあまり期待してないし、できることなら自然妊娠のチャンスも作りたいなと真剣に考えてる。男性の不妊治療って西洋学的にもあると思うんだけど。そういうことを話せるドクター(希望はDr.Milki)に診てもらいたいと思う。よくやってもらったDr.Lathiに悪いなーって気持ちもあるけど、あとで後悔しないように、シノビノさんのように勇気だそうっと。

   

10/17/2004 生理4日め

生理4日め。お腹の痛みもなかったから、二人でブランチへ。3日ぶりの外出は気持ちよかったー。その後、モールに行ったら、お腹と腰が痛くなって、急いで帰って横になった。出血は少ないんだけど、まだまだ、血の塊が出る。早く安静時期、過ぎてくれ~。9月のIVFが始まってから、エクササイズというものをまったくしてないから、ストレスたまってます。
今朝、妹からメールがあった。今回の悲しい知らせを聞いた母が私達に会いたいと言ってたけど、祖母の十三回忌と妹がこちらへ来る日程が重なるから、妹達と一緒にこっちに来るのは躊躇してたらしい。そこへ父が、今は十三回忌よりも私達のそばに行ってやるのが一番じゃないのか、って母を説得してくれたんだって。幸運にもうちには口うるさい親戚もいないけど、一応十三回忌というのは大事な行事らしいのにそこまで私達のことを気遣ってくれる気持ちが本当にありがたかった。家族ってほんとに温かい。

   

10/18/2004 ドクター変更!

オットがCIGNAに電話して不妊治療費を今までいくら使ったかを聞いてくれた。クリニックが患者や保険会社に請求する正式な金額だともう上限の2万ドルは超えてるはずだったから、次の治療をどうするか決めたかったのだ。保険会社がクリニックに支払った私達のこれまでの治療代は$11,742.29と教えてくれた。これには前回と今回のIVF/ICSI分が含まれる。スタンフォードは私の保険のネットワークに入っているのでPreferred Provider Discountがあるので保険会社はクリニックに全額支払わなくていいらしい。例えば、9/22の採卵の際にかかった費用は$2200。病院はこれを保険会社に請求しているが、Discountがあるため、保険会社が実際にクリニックに支払った金額は$571.77。差額$1,628.23はPreferred Provider Discountのため、病院に支払われないが、患者にも支払う義務はない。それってなぞ。これだけしか支払われなくても病院はじゅうぶん儲けがあるってことはやっぱりアメリカの医療費って高すぎると思う。高い値段つけて請求して、保険のない患者からは正式金額をとるなんて。。。ひどい。
オットはクリニックにも電話してくれて、抗精子抗体の検査とドクター変更のことを聞いてくれた。抗精子抗体の検査はDr.Kangから強く勧められていて、先週、ひ尿器科に電話したけど、不妊治療専門のクリニックでないとテストできないと言われていたのだ。スタンフォードでもその検査はやってないので検査を外注?することになるらしい。これはDr.Lathiに相談して折り返し電話するということ。彼女は今、バケーション中。ドクターをDr.Milkiに変えることは問題ないが、彼のアシスタントがちょうどいなかったのでスケジュールを入れられなかった。また明日電話しなくちゃ。彼と面談してからの治療再開だから2、3ヶ月先かな?それにしても、スタンフォードって本当に質問しにくい病院。ドクターに直接電話で質問なんてことは、ほとんどできないし、今日だってオットが”最近、IVFサイクルが終わったんですが、”ってきりだしたとたん、ナースの声が変わって”あのね、他にも私の電話を待ってる人がたくさんいるのよ。あとで電話するわ。”と言って冷たく切られたそう。そりゃあ、サイクル中の人を優先すべきだと思うけど、だったらもっと質問できる機会を設けてほしい。

   

10/19/2004 ドクター変更、その2

今朝、クリニックに病院を入れたらDr.Milkiとのコンサルテーションが11/4に決まった。思ったより早くてびっくり。これなら次の凍結胚移植も彼に診てもらうことができる。何よりもその前に、オットの抗精子抗体の疑い、なぜ受精しなかったのか、2回目の流産についての質問ができるのがうれしい!Dr.Lathiの見解を疑ってるわけじゃないけど、Dr.Milkiの考えをぜひ聞いてみたいなー、って思っていたら、午後にもう一度電話があり、明日の1:45にキャンセルが出たんだけど、どう?と言われ、せっかくだから行くことにした。今日、仕事から帰ったら、質問事項をまとめておこっと。というわけで、しばらく治療はおやすみーなんて言ってたけど、急な展開。私達にドクターを変える勇気をくれたシノビノさん、ありがとーです。
それから、オットが問い合わせしてた抗精子抗体の検査(Immunobeads test)はスタンフォードでは設備がないのでできないとのこと。サンノゼに精子専門?のラボがあるのでそこに問い合わせてくださいと言われた。でもそのラボを調べてくれたなんて、感激。これも明日Dr.Milkiに相談してみよう。ICSIさえすれば、抗精子抗体は問題にならないけど、治療可能ならそうしたい。

   

10/20/2004 コンサルテーション with Dr.Milki

念願のDr.Milkiに会ってきた。期待しすぎて、がっかりしちゃうんじゃないだろうかとかいろいろ考えて、今朝は彼との面接の夢まで見てしまった。IVF Talkでのお話しぶりも熱心だったし、ETでちょこっとお世話になったときにものすごく良い感じだったし、シノビノさんからも良いお話を聞いてたから、ものすごく期待してしまった。そして、結果は期待以上だった!
まずは、わたしの流産のこと。2001年11月に初期流産、そして2002年9月にひょっとしたら流産だったかもしれない(鍼の先生に指摘された。サイクルがものすごく変だった。)ことを告げると、手術が必要なテストまではしなくていいけど、血液検査などはしておく価値はあると思うと言われた。私の場合、妊娠の確率は40%。今回、たまたま、60%の悪いくじを引いただけかもしれない、次のサイクルでは何も問題なく妊娠するかもしれない。でも2回、ひょっとしたら3回流産したってことは次に起こる可能性もあるし、今、検査しないでトライして、半年後にやっぱり検査しようってことになったら後悔するよって。そーなんです!先生!わたしたちもまったくの同感。以下は私に勧められた検査。
1. 血液検査 - 自己免疫異常の検査で抗リン脂質抗体(抗カルジオリピン抗体、 ループスアンチコアグラントなど)をテストする。また、凝固機能異常検査のため、アンチトロンビンIII, プロテインS, プロテインC, その他の凝固因子をテストする。前回、私は過剰刺激だったんだけど、それは血栓症体質のサインでもあると言われた。もし、そうなら、小児用アスピリンくらいでは血栓および流産を予防できないので血栓をつくる体質かどうかのテストは大切とのこと。
2. 子宮鏡(Hysteroscopy) - 私の子宮内膜は超音波で見る限りでは問題ないが、子宮鏡で実際にのぞいてみると、小さな筋腫など着床を妨げるものがあることもあるので、この検査もする価値はあるとのこと。
3. 耐糖検査(Insulin Resistance) - 血糖値に問題があると流産の原因になるそうだ。家族に糖尿病患者がいる、体重過多、生理周期がバラバラ、あるいは長い場合(32日以上)、この検査をする価値があるそうだ。私の場合は生理周期が最近35日なのでその条件の中の一つにあてはまる。最近、かおりさんが妊娠糖尿病の疑いで(違ったけど)3時間の耐糖検査をしてらしたが、それと同じ検査。私のは2時間コース。
以上が流産について。そして、次は男性不妊について。これは基本的に検査を受けて本当に抗精子抗体があるかどうか調べるしかない。彼の知り合いのスタンフォードのドクターを紹介してもらった。ただし、次回も念のためにICSIにしましょうと言われ、これには賛成。IVF以外で自然妊娠のチャンスを広げる件に関しては、ラパロという手もあるが、これは開腹手術で、そのぶんチャレンジできる周期が伸びるし、私のケースにはそんなにおすすめはしないと言われたのでパスした。でも、自然妊娠できるチャンスも少しはあるから、そっちもあきらめないようにとのこと。
次回の治療法について。良いグレードの凍結胚(4BA - すばらしくはないが良いグレード)があるので、まずはそれを使ったらどうかと言われた。フレッシュサイクルがいいなら、それもOKだけど、まだ37才(もうすぐ38才だね、って言われた。めざといなあー)だから、あわてる必要はないから凍結胚で試してみてはと言われたので、もちろん賛成。上の3つのテストを今周期中に終わらせてから、来周期に凍結胚移植ということになった。子宮鏡は11/4になったが、子宮鏡は周期はじめなどの内膜が薄い状態で検査したいということで、急遽、今晩から避妊ピルを飲むことになった。ピルを飲むと内膜が厚くならないんだって。ピルは周期8日めまでは飲み始めても大丈夫なんだそうだ。今日は周期7日め。なんか、あっという間に予約が取れて、ピルもぎりぎりで飲み始めることができて、今周期に検査できて嬉しい。
あ、そうそう。Dr.Milkiが、これから僕にドクターを変更しますか?それとも、今日は僕の意見を聞いたってことにして、Dr.Lathiのもとで治療を続けますか?それとも、僕とDr.Lathiが二人で診ることもできますよって言うので、Dr.Milkiでお願いします!!と言った。オットは帰り道、すごいの連続。あんなドクターがアメリカにもいるのか(笑)って。もしも、もしも、この先、Dr.Milkiと二人三脚で頑張っても妊娠しなくても、こんな熱心なドクターに診てもらったら後悔しないね、って話し合った。今日は通勤途中、交通違反のチケットきられたけど、午後にこんなハッピーな経験ができてよかった!

   

10/22/2004 なんで?

昨日、IVF同期のれおさんとハイジさんからお腹の赤ちゃん達がお空に帰ってしまったという悲しい、悲しいお知らせを聞いた。そんなことあっていいの?れおさんもハイジさんもずっとずっと不妊治療をしてきて、そしてようやく、赤ちゃん達を授かったのに!こんな稀な事故が、彼女達に起こるなんて信じられない。なんで? 今は、時間しか彼女たちの心を癒せるものはないと思うけど、きっといつか、れおさんやハイジさんが赤ちゃんを抱く日が来ると思う。応援してます。
今日は周期9日め。少しだけど、まだ出血がある。流産したのは遠い昔のことのように思えるけど、しつこい出血を見ると、あれはつい何週間前のことなんだよねって思う。明日はちょっと早起きして耐糖検査に行く予定。

   

10/23/2004 耐糖検査

血糖値コントロールに問題があると流産の原因になるということで、今日は耐糖検査 (Insulin Resistance) を受けてきた。検査前は8時間は、水以外だめ。お腹がすくと苦しいので早く行きたかったのだが、病院についたのは8時50分。それから延々待たされて、採血が始まったのは9時40分。自己免疫異常と凝固機能異常検査も同時にするので、10本近く血をとられて、最後には血が出なくなって握りこぶしをつくるように言われた。その後、うわさのブドウ糖を飲む。それがオレンジ味でまだ助かった。甘いアメリカのオレンジソーダのような味。実は、あまりにもお腹が空いていたので、最初の何口かは”悪くないじゃん”なんて思ってしまった。しかし、全部飲み終わるころには、気持ち悪くなった。2時間後きっかりにラボに戻るように言われ、ロビーのソファーで1時間くらい寝た。やっと2時間経って、ラボに戻る。ナースが私の両腕を見て、もう採血できる血管がないわと言って、2時間前に刺した場所からほんの少し離れたところから採血。IVFが始まってから流産の最後の検査まで、何回採血されたことか。結果は11/4の子宮鏡の際に聞くことになるのかな。何も問題がありませんように。

   

10/27/2004 心の準備。。。はじめようかな

今日、やっとのこと新しい上司と二人になる機会があったので、IVFのことを伝えた。彼の元で働くようになって3週間。実はすごくいい人だってことがわかって、今日は安心して話せた。彼の友達夫婦やこの会社でもIVFして成功した人はたくさんいるから希望を捨てないで頑張ってね、とまで言ってくれた。これは仕事よりももっともっと大事だから遠慮しないで、優先させてねって。 オフィスがSF市内に移るので病院がものすごく遠くなるし、上司の理解が得られないことには治療を続けられないし、いい上司でよかった。
ところで、前回のIVFが流産という結果に終わってから、自分のなかで何かがふっきれて、子供のいない人生も考える時期に来てるんじゃないかなって思っている。だけど、もちろん、いつもそう思えるわけじゃなく、心の中はまだ不安定。で、今朝、本を検索していると、Linda Hunt Antonという不妊治療を経験したソーシャルワーカーさんが書いた"Never to Be a Mother: A Guide for All Women Who Didn'T, or Couldn'T, Have Children"という本がよいレビューだったので注文してみた。今の時点ではまだまだ子供を持つことをあきらめてはいないし、希望も持ってるけど、子供を持たないというオプション、そして心の準備も必要じゃないかなって思うのだ。レビューの一つにこの本をもっと前から読んでいたら、不妊にまつわるいろいろな苦悩から開放されてたかもって書いてあって、自分もそうならないためにも読んでみようかなとも思った。

   

10/30/2004 久しぶりの漢方

今日は、久しぶりにDr.Kangのところへ行ってきた。脈をとってもらいなから、来月は凍結胚移植しますって言ったら、にが笑いしてた。先生はやっぱりIVFには反対らしい。なるべくIVFはしないで、できれば自然とIVFを平行してやりたいなーなんて思ってたけど、IVFをやってると、ピルを飲む機会が多くて、自然妊娠にトライできないのも確か。今月も排卵キット使って、頑張るぞ!なんて思っていたら、子宮鏡のためにピルを飲むことになったからオジャン。
で、診察の結果は、エネルギーも落ちてるけど、それ以上に腎臓がものすごく弱ってるということだった。もともと、昔から、腎盂炎や膀胱炎などをたびたび繰り返して、腎臓関係は弱いんだけど、アメリカに来た9年前から、背中、腰骨の辺りが異常にかゆくなって、掻きすぎて肌が黒ずむ時期があるのだ。9年前にDr.Ouに会ったとき、椎間板ヘルニアで診てもらったのに”腎臓が悪い”と指摘された。そのあと、かゆみが出てきたが、まさか腎臓とあの異常なかゆさが関係してるとは思わず、皮膚科で薬をもらっていた。それで、不妊治療でDr.Ouに再会したとき、その黒ずみを見て、腎臓が悪いから、肌が異常に乾燥すると言われて納得。とにかく、今回の流産後、そのものすごいかゆみに襲われて大変だった。lower backも痛いし、膀胱炎までは行かないけど、なんとなーくおしっこの出も悪いから、また腎臓か?と思ってたけど、やっぱりそうだった。腎臓が弱ってると、卵巣機能も低下するし、婦人科器官に本当によくないそうだ。腎臓の検査は、西洋のドクターにも何度か検査してもらったがいつも異常なし。
Dr.Kangが腎臓機能をあげる漢方を処方してくれたので、それで少しよくなればいいなー。Dr.Ouはコーンシルク茶が腎臓疾患にはいいって言ってたっけ。。。また飲もうかな。

   


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