それから、、途中、数ヶ月の空白期間はあったが、満1歳からあれこれ、約2年通っているリトル・ジム。照れ屋で先生になかなか懐かないので、Skill of the weekにも参加しないし、結構、適当に遊ばせてることが多かった。不安になることもあったが、3歳になると急に先生の言う事も聞けるようになり、先生に呼ばれるとちゃんとママを振り返ることもせず、さっさと行き、みんなの前でお手本を見せる、ということまでできるようになった。ママは感激です。
みんなでこわごわとつり橋を渡り、対岸へ。
そのうち、先週乗ったトーマスが真上の鉄橋を通過。
木陰が多く、森全体ひんやりとしていたし、水も冷たかったが、そんなこと3歳児二人はお構いなし。川の中を散策したり、サンダルの中に砂や水(当たり前だ!)が入ると文句を言っては永遠にサンダルを履いては脱いで洗うという作業を繰り返したりしていた。
そのうち、寒くて、二人ともガタガタ震えはじめたのにどうしても水から出ない。それどころか、橋の柱につかまりぐるぐる回りながら「Ring around the rosies...ashes, ashes, all fall down!」と歌いながら水のおしりをつけることまで始めてしまった。まったく元気の良い二人だ。
今週も月、火曜日と休みをとって夏休み中のなっちゃんと過ごしてるパパ。昨日はPump it up!でジャンプや滑り台で楽しんだらしい。そして最終日の今日は、二人でお弁当を持って、Los GatosのVasona公園へ出かけていった。Vasona公園はなっちゃんの大好きなミニチュア・トレインやメリーゴーランドに乗れる公園。10時半ごろ出かけて、帰って来たのは4時過ぎ。興奮して赤い顔して帰って来たなっちゃんの説明によると、「ちーちゃなでんしゃ、いっこずつ乗った、2回ね、それとー、おうまさん。パパのおーちいバイク乗ってー、あそんだ。」。パパの説明によると、「電車に2回乗ったあと、メリーゴーランドにも乗り、なっちゃんを後ろに乗せてサイクリングをし、帰り際、遊具で遊んだ。」そうだ。なるほどね。
ママとパパも働いていて、なっちゃんは日中は親と一緒に過ごす時間は少ないけど、こうしてパパと過ごせる時間もあって、いろんなところでいろんな体験をさせてもらって、恵まれてるなーと思う。私も小さいときに父によく遊んでもらったし、家族でお弁当を持ってよく出かけた。海岸で砂を掘って車を作ってくれたこと、粘土でムーミンを作ってもらったこと、みんなで歌を歌いながら山を下ったこと、かなり小さかったころだと思うけど、楽しい思い出は記憶に残っている。逆にパパは動物園すら父親に連れて行ってもらったことがないので、なっちゃんが1歳になるころまで「子供と公園に行く」ということを思いつきもしなかった。それを考えると、本当に良いパパになったなあと思う。なっちゃんが大きくなって楽しかったなーと思い出せる思い出を二人でたくさん作ってあげたいな。
撮影は一日。待ち時間も長いということで、除去食のお弁当やおやつ、そして、DVD、おもちゃを用意し、秋物の服や靴もスーツケースにぱんぱんに詰めて朝9時に家を出た。
撮影場所に到着してみるとスタジオではなく一般の家。一般と言っても、パロアルトのすごくチャーミングな映画に出てくるような家だけど。話によるとこうやって撮影用に貸し出す家のリストがあり、そこから広告会社は雰囲気にあった家を借りるそうだ。小道具用のトラック、何台ものカメラ、照明などで前庭はすでにごったがえしていて、ママ、緊張。なっちゃんは大勢の大人に名前を聞かれ、蚊の泣くような声で答えていた。大丈夫か・・・?
奥に入るとプロデューサーがスタジオ・ティーチャーに紹介してくれた。子供を使う撮影には必ず、この「スタジオ・ティーチャー」がいて、就学生には義務づけられている3時間の授業をし、それぞれの年齢に合わせた就労時間をオーバーしないように見張るらしい。このスタジオ・ティーチャーのボニーに、なっちゃんはあっという間に懐いた。グランマやコニーに似てたからね。共演のお兄ちゃん、11歳だというのにはっと息をのむほど美しかった。お母さんが日本人のハーフでお父さんがイタリア人なんだそうだ。弟くんも笑窪が可愛い。なっちゃん、顔、薄いんですけど、兄妹に見えるかしら・・?
そのうち第一シーン用の着替え。例の鬼スタイリストがなっちゃんに差し出したのは、真っ黄色のミニスカート。げ、と思ったが、案の定、「これ、いやだ~」とどうなだめすかしても拒否。よほど、嫌だったのだろう。するとスタイリストが私からスカートを取り上げ、「Yes and no is out of question! Put it on! (つべこべ言わずにはきなさい!)」となっちゃんに無理矢理はかせようとした。なっちゃんはもちろん泣き出した。そばで見ていたボニーとこの撮影の話を持ってきてくれたデイケアママさんがスタイリストの態度に驚いて文句を言ってくれたが「私は子供を扱う経験が豊富なのよ。それに普通はお母さんがうまく子供を説得するから私が着せなくてもいいの。」と悪態。何なんだよ。むか~っ。ストレスレベル、急上昇!
スタイリストが諦め、別の服を出してきたが、これまたダサい。アメリカの典型的な変な”アップリケ”のついた服。これでスタイリストなのか???
第一シーンは4人の子供達でパレード。ママの姿が見えると泣くかもということで隠れていたが、そのうち、「ママーっ」という泣き声。急いで行ってみると「おしっこー」。ストレスレベル、急上昇!何十人というスタッフが待ってるのでストレス・・・しょうがないんだけど、おしっこは。おしっこ終えて戻ると案の定、「ママも一緒がいい」と手を離さない。焦る母(汗)。何とかなだめて、撮影に入ったが、次のシーンで手押し車に乗せられ動き出した瞬間「びえーーーん」。なっちゃん抜きで撮影することになった・・・。幼児を持つ子持ちスタッフが多く理解あったのが何よりも助かったけど。
あと何シーンあるのか、待ち時間はどれくらいか、ということがほとんどわからず、とりあえず、お弁当を食べさせた。腹が減っては戦にならんからね。これがよかった。次の撮影が始まったのが12時半。撮影は約45分あったのだから、食べさせてなかったらこれまた大失敗だったはず。第二シーンは、お母さん役の人のお膝で本を読んでもらう、という設定。服は持参のプチ・バトーのワイン色のワンピース。スタイリストに「私が用意した物は着ないし」と嫌味を言われたが、はっきり言ってあなたの趣味はよろしくないです。お母さん役の人はなっちゃんと同じく日本人とのハーフで、学校の先生ということでなっちゃんは大好きになり、抱っこも平気。カメラマンのあっち向けだのスマイルだの、何だのかんだのという要求にも健気に答えていた。
休憩を挟んで第三シーン。今度はパジャマ。ピンクのパジャマだったが、ベイビーみたいなワンジーだったのでなっちゃん、またまた拒否。何とかキャンディーでごまかし着せた。もう、はらはらどきどき。第三シーンは3人兄妹で屋根裏部屋のテントで寝る前に遊んでる設定。
この撮影は長かった!!この暑い中、クーラーもない屋根裏部屋はライトと人で熱もこもり、冬物のパジャマで頑張る子供達。疲れも出て、5歳の子は悪ふざけばかりでぜんぜん進まない。3人で毛布をかぶり、1,2,3で顔を出し笑顔!というのがカメラマンのイメージだったが、何度やってもNG。
5歳の子がやっと協力しはじめたと思ったら、今度はなっちゃんが毛布を被るのを嫌がりNG。カメラマン達のいらいらも募り、要求もガンガン・・・そこへボニーが「3歳と5歳だってことを忘れずに!もう疲れてるのよ!」と一発がつん。スタジオ・ティーチャーの存在はすばらしい。長い撮影だったが、ぬいぐるみの犬にクッキーをあげる真似しながら笑えとか(それもオッケーが出るまで何度も!)、なっちゃん、よく要求に応えたと思う。撮影途中で「ママにクッキー食べていいか聞いてくる。かいかいなるから。」とわざわざ、ママに確認に来たのには笑った。
鬼スタイリストについては、プロデューサーも呆れたらしく、もう二度と使わない、とのこと。プロデューサーは、「That stylist sucks and is evil!!!」とはっきりメールに書いていた。ははは。
心配していたなっちゃんの評価は上出来、だそうで、クライアントは大満足だったとか。それを今日聞いて、本当に安心した。なっちゃん、よく頑張ったね。でも、ママはもうスタジオママはできません!デスクでプログラミングしてるほうがいい。いい経験になったけどね。
パパのお誕生日。ママは寝不足でごちそうを作る元気も、レストランに行く気力もなく・・・どうしようかなーと考えたあげく、ピザパーティに決定。ホールフーズで、無農薬のピザソース、ピザ生地、ペパロニ、そして、なっちゃん用に小麦粉の入っていないピザのクラストやお米のチーズを買い込んだ。
デイケアの帰りになっちゃんとバースデー風船を買いに行った。こういうお買い物を子供と一緒にできるって楽しいなー。「パパ、赤、好きってー」と言っていたが、赤の風船がなく、結局、青いミッキーマウスのにした。パパのお誕生日ってことはわかってるけど、自分にはピンクの風船を買ってもらえないのがとてもご不満そうだった。お店の人には「This for my daddy. My daddy's birthday.」といっっちょまえのこと言ってたのに。
お家に帰るとまずはワインとアップルジュースで乾杯して、ピザパーティ!
その翌日、金曜日は、プリスクールで先生と面談。アートという男の先生ということは聞いていたが、どんな先生なのだろう?と期待と不安で胸がいっぱい。「ハッロー!」という元気いっぱいの声で登場したミスター・アートは、若いパンク少年のような先生だった。なっちゃんは一目で気に入ったようで、さっそく、昨日はパパの誕生日だっただの、日本に行ってジョジョに会うだのぺらぺら話し始めた。先生はにこにこして、じっくりなっちゃんの話を聞いたり、「ザッツ、ソー、クール!!イエーイ!」と相槌をうったりでなっちゃんはますます調子に乗り・・・止まらない。それでも辛抱強く聞いてくれる先生。この先生、いいかも。見かけはパンク少年だが、このプリスクールで3年間教える前は、小学校の先生だったそうだ。
なっちゃんの性格、アレルギーのことなど一通り話しをしたあとで、なっちゃんの教室に移動。大きな部屋がアート、ドラマティックプレイ(ごっこ遊び)、サイエンス、ミュージック、ストーリー、などのセクションに別れている。サブ・ティーチャーの先生二人も優しそうだ。毎週のカリキュラムは月曜日に張り出される。どんなアクティビティがあるのかな?楽しみだね。カリキュラムの中にShow and Tellという、クラス全員の前で何かを見せながらそれについてお話するというものがあり、毎週一回、必ず全員の子供に順番が回ってくる。これってすごくいい経験になるのでは?と思う。人前で話したり説明したりするのがすごーーく苦手なママみたいになってほしくないから。この学校はオープンポリシーで親はいつでも入ってクラス参観できるので、そーっと様子をのぞいて来ようと思う。
なっちゃんはおねえちゃんの学校に行くとはりきっている。今までだったら疲れたらごろんとできるソファーがあったけど、学校にはない。お昼寝のときにはコットを出してくれるけど。ここで5時までちゃんと過ごせるかなあとか不安はあるけど、心配してもしょうがないね。楽しくって一日があっという間かな?