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Raising a baby in California  
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7/22/2005 生後1日め

朝になっても、麻酔は完全にきれないし、傷口は痛いし、もちろんベッドに横になったまま。朝ごはんが来たけど、これまたメニューがすごい。ジェロ、イタリアンデザートという甘ったるいカキ氷、チキンブロス(しょっぱくて飲めない)、ジュース。これがしばらく続くのかと思ったら閉口した。ぴょんはまだナーサリーにいたから、早く会いたかった。ようやく10時ごろ、クリブに乗ってやってきた。オットも同じごろやってきたけど、眠そう。私は精神が高ぶってるのか疲れてたけど、頭は冴えていた。
午後、義理弟、そして義理ママ、パパがやってきた。そのほかは母乳の練習、練習、練習。おっぱいはもちろん出ないし、なっちゃん(ぴょん)の口元に乳首を持っていくと、きゅーっと固く口を閉じる。
午後からLactation Consultant(母乳指導ナース)が部屋に来てくれた。母乳がまったく出てないし、なっちゃんが小さすぎて、長い間吸ってくれないので、しばらくは電動の搾乳機で搾乳して、おっぱいを刺激しましょうと指示を受けた。
手術後は歩くことが大事と言われ、ナースに立ち上がるように言われたんだけど、ベッドから起き上がったところで痛くてめまいがしてしまい、ベッドに戻った。痛みで気を失うので、ナースも慎重だ。午後になってもう一度挑戦。今度は立ち上がれたんだけど、シャワーまで歩いてる途中でまた、くらっとなり、ナースがあわててベッドに戻してくれた。
夕方、オットが帰り、自分では世話できないのでナーサリーになっちゃんを預けたいとナースに言うと、それはいいけど、3時間おきにおっぱいは飲ませたほうがいいから、連れてくるわねと言われた。3時間おきなら余裕なんて思ってたら大間違い。なっちゃんがやってきて、まず、おっぱいをやり(母乳でないけど。。。)、その次にフォーミュラを与える。術後の傷が痛いし、もう大変!すべてやるのに2時間はかかる。そして、ナーサリーに帰っていったと思ったら、またすぐに戻ってくる。結局、一睡もできなかった。

7/23/2005 生後2日め・始めての母乳

昨日は夜寝れなかったので、オットが泊まれるようにナースに頼んだ。その日の夜は、ナーサリーに預けず、3時間おきに二人で授乳とおむつ替え。っていっても、ほとんどオットがやってくれたんだけど。二人がかりでも時間がかかって、くたくた。これが24時間続く。。。
小児科医のドクターは毎日診察に来てくれる。小さいけどとても健康だと言う事。出生時の体重から10%落とさないことがとても大事と言われ、しばらくはフォーミュラを20cc飲ませて、体重を維持するように言われた。
夜中、母乳が始めて出た!黄色い、濃い母乳。これが初乳?搾乳して、おっぱいを刺激しても何も出なかったから、自分には母乳を出すホルモンが欠乏してるんだわと思い始めたところだったから、嬉しかった。あー、これでなっちゃんに初乳を飲ますことができる。

7/23/2005 生後3日め

傷の痛みも少しずつ良くなってるけど、ベッドから起き上がるのが一番つらい。なっちゃんの退院用に持ってきた服は大きすぎて、着せられないので、オットが買い物に出かけてくれた。その間、自分ひとりではお世話できないので、義理ママに来てもらうことにした。なんせ、ベッドから起き上がるのに、2~3分はかかる。そして、起き上がった後は深呼吸して、お腹の筋肉をゆっくり伸ばさないと痛くて歩けない。ママに来てもらったのはいいけど、おむつの替え方もわからないし、哺乳瓶で飲ますときも、まずママが椅子に座って、そこに私がなっちゃんを渡し、フォーミュラをちゃんと用意して渡さないと授乳できない。結局、ママがいた4時間の間、私は一度もベッドで横になれなかった。あ、違う。一度、横になったんだけど、なっちゃんがぐずり始めたから”オムツかな?チェックしないと”って言ったのに、ママは座ってみてるだけ。結局、私がそろそろと起きだして、オムツを替えたんだった。仕事もやめて専業ママで子供二人を育てたっていつも言ってたのに、なんでオムツ替えもできないんだ!!と腹立ってきた。いかん。マタニティブルーか。
オットが帰ってきたけど、結局、未熟児用の服は見つからず。Preemieと書いたあっても、7パウンド用だったりして、とてもじゃないけど、なっちゃんには大きすぎる。うー。何を着せて退院すればいいんだろう?
午後5時半からは、病院開催の母乳クラスに行って来た。母乳は肌と肌の触れ合いが大切なのでママも上半身裸、赤ちゃんも服を脱がせる。でも冷房ががんがんにきいて寒かった。昨日から母乳が少し出始めたけど、体の小さいなっちゃんは10回くらい、ちゅちゅちゅっと吸ったあとはすぐに眠りこけてしまう。そういうときは、無理やり起こして飲ませなさいと言われ、起こし方も習った。右胸がかちかちに張って石のよう。クラスが終わったあとで、コンサルタントの人が氷を持ってきてくれて、これで、毎回の授乳、搾乳のあと冷やすように言われた。

7/25/2005 生後4日め・退院

いよいよ退院の日。この10日間長かった!なっちゃんが生まれてからはあっという間だったけど。朝、Dr.Marksがなっちゃんの健診にやってきてくれて、退院OKが出た。体重は4パウンド 10オンスで昨日と変わりない。でも減ってないことが大事だそうだ。黄疸の検査もOK。
3時に退院。未熟児用の服なんて用意してなかったから、急遽、オットに買い物に行ってもらったんだけど、結局みつからず、ぶかぶかの服を着て退院。私は車椅子に乗り、なっちゃんはおくるみでくるんで私のひざの上に。これが退院スタイルらしい。みんなが”new baby!"と言いながら通り過ぎて行って、何だか嬉しいようなはずかしいような。。。
ベビーカーシートに入れられたなっちゃんは、ちょっと苦しそうだった。私はその横に乗って、ずーっと監視してたけど、がたがた道だと自分のお腹の傷が痛んで、そのたびに悲鳴をあげた。
やっと家に到着。”手伝い”に来ると言ってた義理ママはなかなか来なかった。未熟児用の服を買ってきてって頼んでおいたんだけど。家の中は私の入院中の荷物やベビーシャワーんのものなのでぐちゃぐちゃ。それを見てるだけでもイライラしてきた。やっと義理ママが来たと思ったら土足で入ってきて、ソファにどしんと座って、私やオットが片付けしてるのを眺めてる!!私が必死に搾乳を始めてもおかまいなしで、孫の話しばかり。そのうち、ものすごい寒気が襲ってきて、歯の根が合わなくなった。オットが飛んできて、毛布をたくさん掛けたり、体をこすったりして暖をとってくれたんだけど、その間も義理ママはこっちをながめてるだけ!!母乳も出ないし、何だか情けなくなって泣いてしまった。オットが"Mom, I think it'd be easier for us if we could be just two of us here"と言って、ママに帰ってくださいと言ってくれた。ママが帰ったあとにやっと落ち着いてきた。これがマタニティブルー?それから、熱がどんどんあがってきたので、ドクターに電話した。私もそうではないかと思ってたけど、おそらくおっぱいの張りからくるもの。夜中にももう一度、寒気が襲ってきて熱が出た。それでも授乳、搾乳は続く。。。つらい。

いよいよ病院のクリブともお別れ。

7/27/2005 生後6日め・小児科健診・へその緒

なっちゃんの小児科健診。借りたスケールで計ってみると退院時の4pound10ozから、すこーし減っていたから、心配だったんだけど、病院で測ってみたら変化なし。母乳も出るようになったし、フォーミュラも最近は40cc飲んでるから、体重がもっと増えてるかなって期待したんだけど。。。はあ~。でも、Dr.Marksは安定してるから合格だよって、A+をもらった。身長は17 2/3インチから18 1/2インチに伸びていた。体重は少ないのに、身長の高い赤ちゃんだねって。オットの体型にそっくり。小児科健診って何だかかわいそう。冷房ががんがんにきいた診察室で丸裸にされて、目をおもいっきりこじあけられて検査されたり。。。なっちゃんは大泣き!!B型肝炎の注射のときは、かわいそうで見てられなくて、目を閉じていた。初めての外出、拷問のような診察で、家に帰ってからもあまり食欲がなく、おっぱいをあげたら安心して寝てしまった。
そうそう。健診に行く前におむつを替えていたら、へその緒がなくなってることに気付いた。あれれ?乾いたへその緒が服の中から出てきた。日本ではこれを桐の小箱に入れてしまったりするんだけど、アメリカでは捨てるのかしら??

7/28/2005 生後7日め・母乳指導

母乳の出が悪いのでLactation Consultant(母乳指導)の訪問サービスを受けた。私達が今日までやっていた授乳プロセスは、
1.母乳を与える(時間制限がないので片胸10分だったり15分だったり)
2.搾乳しておいた母乳があれば、それを与える。
3.フォーミュラを与える。
4.オットが哺乳瓶で与えてる間に、胸が張っていれば、搾乳する - 片手でしぼりながらなので、40分くらいかかる。しぼる方の手も腱鞘炎になってきた。
これを2~3時間ごとにやらなければならなかった。全部、終了するには1時間半から2時間。やっと終わったら、すぐに次の授乳時間になってしまうのだ。でも、未熟児で体重を落とせないため、3時間以上の間隔は絶対に開けてはいけないそうだ。

Lactation Consultantのスーザンによると、私の母乳の出についてはまったく問題がないそうだ。産後7日めで30mlも搾乳できるなんて上出来だと言われた。この言葉でどんなに救われたことか。。。私達のプロセスをレビューしてくれて、いろんな改善方法をあげてくれた。
1.母乳を与える(最初は片胸だけに集中して5~10分。あるいはなっちゃんが疲れている様子が見えたらやめる。母乳を吸う作業というのは、未熟児の赤ちゃんによっては重労働で今の時期は長い間吸わせるよりも疲れたらやめるという形の方が良いとのこと。)
2.オットは哺乳瓶でフォーミュラと搾乳した母乳を与えてる間に、15分搾乳。両胸同時に搾乳すること。しぼるのはまったく必要ない。搾乳中にヒーティングパッドを胸にあてる。
と、これだけ。これを実行してみたら、30~40分でほとんどの作業が終わった。
これで授乳ストレスから少しは解放されるといいなあ。。。

7/29/2005 生後8日め

Lactation Consultantのおかげで授乳タイムが短くなったんだけど、昨日の夜は、飲ませてもお腹をすかして、1時間おきに起きてしまい、私達二人は一晩中授乳していた。くたくた。。。体重はすこーし増えて、4ポンド10オンスから4ポンド11オンスになった。母乳の出はいまいち。気長に待とう。
帝王切開の傷はまだ少し痛む。腹帯のようなものをしてるんだけど、それをはずすとベッドから起き上がったりするときにまだまだ痛い。

7/30/2005 生後9日め

千賀子が家族連れでお見舞いに寄ってくれた。それも手作りのおかずやご飯を持って!!嬉しい~。オットもフルタイムパパして、二人がかりでの育児で、一人で頑張ってる人に比べれば贅沢な環境なんだけど、授乳、おむつ替え、買出しで一日があっという間。おまけに帝王切開の傷もまだ痛くて、ご飯のことを考えてる余裕もないから、こうしてお料理をいただくと本当に助かる。義理ママからはあれから連絡もない。ビーフシチューとか、ミートソースとかさっと温めて食べれるものでも持ってくるくらいしてほしいとオットがグチってたけど、ほんと、そうだわ。。。
なっちゃんは起きてる時間も多くなって、目をぱっちりと開けて、いろんなところを眺めている。昨日、プレイマットを買ってきて寝せたら、白黒のオブジェクトをじーーっと見つめていた。お腹がすくとぐずるけど、それ以外はまったく泣かない子。本当に楽だ。
体重は4ポンド14オンスまで増えた。すごい、すごい。

プレイマットで脳刺激中。

7/31/2005 生後10日め

今朝の体重は5ポンド!やった~!最近、母乳の出もよくなったし、なっちゃんのすい方もうまくなったから、体重も順調に増えている。右の出は相変わらず悪いけど。。。左はよく出るし、抱きやすくて、なっちゃんも吸いやすいらしく、最近はすぐに眠りこけることもなく、10~15分くらいはちくちく吸っている。すごい力で吸うから、乳首に吸いだこのようなものができて痛い。。。授乳のあとにはかならずランシノーを塗っている。
そうそう。2、3日前からオムツかぶれのようになって、赤ちゃんのおしりふきの刺激が強いんじゃないかと勝手に判断して、代わりにガーゼをお湯で塗らして拭き、布オムツでぱんぱんと叩きながら乾かしてから、オムツをつけたら、あっという間に治った。何枚かのガーゼに”おしり”とマジックで書き、温かいお湯で塗らしてしぼってから、Baby Wipe Warmerに入れておくと便利。汚れたガーゼは洗剤を入れた洗面器にお湯をはり、そこに入れておいて、少したまってきたら、小さな洗濯板(ミツワで100円で買った)を使って洗っている。これなら、いちいち洗濯機をまわす必要もない。
夕方、ハーフムーンベイからカレンとマイクがやってきた。これまた、たくさんのお料理を持ってきてくれて嬉しかった~。テリヤキサーモン(マイクはサーモン料理のプロ)、オーガニック野菜の炒め物、トーフと野菜たっぷりの玄米ごはん、それにチェリーパイ。おいしかった~。カレンがスタンプを持って来てくれたので、なっちゃんの足型もとることができた。ただいま、Baby Book作成中。カレンとマイクがなっちゃんの実際のおじーちゃん、おばーちゃんになるような気がするねってオットが言っていた。私もそう思う。



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